VLC
VLC Media Player

VLC Media PlayerはDVDを再生することができますが、Blu-rayの再生ができません。VLC使ってWindows 10でBlu−rayを再生するために、keysデータベースとAACSダイナミックライブラリをダウンロードしてインストールする必要があります。この記事では、KEYDB.cfgとlibaacs.dllをダウンロードして、VLCメディアプレイヤーでブルーレイを再生する方法を説明します。VLC Media Player以外の無料ブルーレイ再生フリーソフトも紹介します。

VLC Media Playerとは

VLC Media Playerは、オーディオCD、VCD、DVD、Blu-ray、およびさまざまなストリーミングプロトコルを再生できる、フリーでマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤーです。再生中にインターレースの解除、アスペクト比の変更、明るさやコントラストの調整、映像の回転など、様々な処理をリアルタイムで行うことができるのが特徴です。VLCは、複雑なプログラムを扱う経験が少ないWindows 10のユーザーにとって必須のものになっています。公式サイトはhttps://www.videolan.org/vlc/index.ja.html です。

Part1. VLC Media playerはBlu-rayを再生できますか?

結論から申し上げますと、VLC Media Playerは、暗号化されていない自作のBlu-rayディスクであれば再生に対応していますが、市販品やレンタル品など、暗号化が施されたBlu-rayディスクの再生には標準では対応していません。VLCで市販・レンタルBlu-rayを再生するには、AACSキーを解析するためのキー情報データベース「KEYDB.cfg」と、AACSの復号を行うダイナミックライブラリ「libaacs.dll」を追加する必要があります。これらのAACS復号ライブラリを導入することで、暗号化されたBlu-rayディスクの再生が可能になります。

VLC-ブルーレイ-再生
VLC-ブルーレイ-再生

VLCは高機能なオープンソースのメディアプレーヤーで、Raw DV、MXF、VOB、RM、DVD-Video、VCD、SVCD、CDオーディオ、DVB、HEIF、AVIFなど、非常に幅広い形式のメディアファイルに対応しています。VLC 2.0以降のバージョンではBlu-rayメディアの再生もサポートされていますが、暗号化されたBlu-rayディスクの再生には標準では対応していません。これは法的な理由によるもので、VLCにはAACS用の復号ライブラリやDRM関連ライブラリ、ならびに秘密鍵があらかじめ組み込まれていないためです。ただし、VLC Media PlayerにAACS DRMライブラリと秘密鍵を追加することで、多くの市販Blu-rayディスクを再生できるようになります。

Part2. VLC Media PlayerをBlu−rayディスクに対応させる方法

VLCメディアプレイヤーをBlu−rayムービーに対応させる最も一般的な方法は、keysデータベースとAACS動的リンクライブラリをダウンロードして、VLC Playerのフォルダにデータを取り込むことです。ここでは、KEYDB.cfgとlibaacs.dllファイルをダウンロードして、VLC メディアプレイヤーにインストールする詳細な手順を紹介します。以下の手順に従い、必要なkeysデータベースとAACS動的リンクライブラリをVLC Media Playerに正しく設定されていれば、Windows 10でVLCメディアプレイヤー使ってBlu−rayディスクをすぐに再生できます。

  1. まず、サイトhttps://vlc-bluray.whoknowsmy.name/ から「KEYDB.cfg」と「libaacs.dll」をダウンロードします。
    libaacsダウンロード
  2. KEYDB.cfgは、keysデータベースを含む「keydb_jpn.zip」というファイル内にあるため、ダウンロード後に解凍してください。解凍したKEYDB.cfgは、使用しているOSに応じた正しい場所へコピーします。Windowsの場合は「C:\ProgramData\aacs\」、Mac OS Xでは「~/Library/Preferences/aacs/」、Linuxでは「~/.config/aacs/」に配置します。これらのフォルダが表示されない場合は、隠しファイルや隠しフォルダの表示を有効にする必要があります。また、「aacs」フォルダが存在しない場合は、新しく作成してください。

    VLC-KEYDB.cfg
  3. 次に、AACSの復号に必要なダイナミックライブラリ「libaacs.dll」をVLCのフォルダにコピーします。Windowsでは、VLC Media Playerのアイコンを右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択し、表示されたVLCのインストールディレクトリにlibaacs.dllを貼り付けます。Mac OS XおよびLinuxの場合も、同様にVLCのインストールフォルダ内へlibaacs.dllをコピーしてください。これらの設定が完了すると、VLCで暗号化されたBlu-rayディスクの再生が可能になります。
    VLC-libaacs.dll

Part3. VLC Media PlayerでBlu-rayディスクを再生する方法

VLC-ブルーレイ-再生方法
VLC-ブルーレイ-再生方法

keysデータベース(KEYDB.cfg)とAACSダイナミックライブラリ(libaacs.dll)をVLC Media Playerに設定した後、VLC Media Playerでブルーレイディスクを再生できます。以下はVLC Media PlayerでBlu-rayディスクを再生する詳細の手順です。

  1. 再生したいBlu-rayディスクをパソコンのドライブに挿入します。なお、パソコンでBlu-rayディスクを再生するには、あらかじめBlu-ray対応のドライブが搭載されている必要があります。
  2. 次に、VLC Media Playerを起動し、画面左上のメニューバーから「メディア」をクリックして「ディスクを開く」を選択します。
  3. VLC-BD再生1
  4. 表示されたディスク選択画面で「ブルーレイ」を選び、ディスクデバイスから挿入したBlu-rayディスクを指定したうえで、下部にある「再生」ボタンをクリックします。
  5. VLC-BD再生2
  6. これで、VLC Media PlayerによるBlu-rayディスクの再生が開始されます。
  7. VLC-BD再生3

ご注意点:

VLCで市販のBlu-rayディスクを再生する場合、メニューがサポートされていない場合があります。その場合はタイトルを直接選択してください。

ネットからAACSが解析できるlibaacs.dllをダウンロードしても、VLC Playerでブルーレイが再生できない場合があります。その原因は、AACSキーは定期的に更新されています。そのため、libaacs.dllを定期的に更新する必要もあります。

keysデータベース(KEYDB.cfg)とAACS動的リンクライブラリ(libaacs.dll)の最後の更新時間が2018.3.25です。そのため、VLC PlayerにKEYDB.cfgとlibaacs.dllを配置しても、現在最新のブルーレイディスクを再生することができません。「ブルーレイエラー:AACS設定ファイルに有効なProcessing Keyがありません。入力を開くことができません:VLCはMRL ‘bluray:///E:/’を開けません。詳細はログを確認してください。」などのエラーメッセージが表示される可能性があります。

Part4. VLC Media Playerでメニューが表示されない?!javaをインストールする方法

VLC-メニュー表示されない
VLC-ブルーレイ-メニュー表示されない

KEYDB.cfgとlibaacs.dllをVLC Media Playerにインストールした後、VLC Media PlayerでBlu-rayの再生ができますが、「Javaが必要です。このブルーレイディスクはメニューにJavaが必要です。システムにJavaが見つかりません。このディスクをメニューなしで再生します。」という警告が出て、Blu-rayのディスクが表示され可能性があります。その場合は、Javaをインストールする必要があります。詳細の手順は以下の通りです。

  1. Javaの公式サイトからJavaをダウンロードします。
  2. java-ダウンロード
  3. Javaをインストールします。
  4. java-インストール
  5. VLCを再起動して、Blu-rayをもう一度再生すると、メニューが表示されます。
  6. VLC-menu

、Javaをインストールしても、Blu-rayのメニューが表示されないことが多く、一部のBlu-rayを再生する際にはVLCが落ちる可能性があります。メニュー付きのBlu-rayを再生する場合、別のBlu-ray再生ソフトを使うことが最適です。詳細は以下のパートをご覧ください。

Part5. VLC Media PlayerでBlu-rayが再生できない場合の解決策

VLC Media PlayerでBlu-rayが再生できない場合、どうすればいいのか?VLC Media Player以外、パソコンでブルーレイを再生する方法 がありますか?それはもちろん。以下はVLC Media Player以外のおすすめのブルーレイ再生ソフトです。

Blu-ray再生有料ソフトPowerDVD

cyberlink_powerdvd
cyberlink_powerdvd

PowerDVD とは、台湾のCyberLink(サイバーリンク)社が開発・販売しているWindows向けの有料メディアプレーヤーソフトウェアです。主にDVDやBlu-rayディスクの再生に特化しており、市販・録画ディスクの高品質再生で長年人気を博しています。国内販売本数18年連続No.1の実績があります。DVD、Blu-ray(3D含む)、CPRM対応ディスク(テレビ録画のダビングDVD)、AVCHDなどの再生に対応しています。Windows版がありますが、Mac版がありません。PCにBlu-rayドライブを付けて映画を楽しみたい人や、テレビ録画のCPRMディスクをパソコンで見たい人に特におすすめです。

Blu-ray再生フリーソフトLeawo Blu-ray Player

cyberlink_powerdvd
cyberlink_powerdvd

Leawo Blu-ray Player とは、無料のブルーレイ再生ソフトです。主にWindowsとMac向けで、Blu-rayやDVDディスクの高品質再生に特化しており、「世界初の完全無料リージョンフリーBlu-rayプレーヤー」として知られています。4K Blu-ray、Blu-ray(BDMV/BDAV)、DVD、ISO/IFOイメージファイル、4K/1080p動画(MP4、MKV、AVIなど180以上)、音声ファイルの再生に対応しています。Windows版だけでなく、Mac版もあります。PowerDVDのような有料ソフト(高機能だが高価)と比べて、「無料で十分にBlu-rayを楽しみたい人」に特におすすめです。

Leawo Blu-ray Player
Leawo Blu-ray Player
UHD BD/Blu-ray/DVD再生可能!
AACS対応!市販のブルーレイを簡単に再生!
リージョンフリー!海外Blu-ray/DVDにも対応!
高精細な映像品質を備え、4K動画でもロスレス!

Part6. Blu-ray映像をMP4に変換した後再生する方法

Windows 10でブルーレイ再生ソフトを使ってBDをそのまま再生する方法以外にも、ブルーレイディスク内の映像をMP4形式のファイルに変換して再生するという選択肢があります。BDの映像をMP4に変換しておけば、対応する再生ソフトを選ばず、どのプレーヤーでも手軽に視聴できます。さらに、その動画ファイルをスマートフォンに取り込めば、外出先でもいつでもブルーレイ映像を楽しむことが可能です。変換したMP4ファイルは、友人と共有・シェアできる点もメリットの一つです。

Leawo Blu-ray変換
Leawo Blu-ray変換
BD・DVDをMP4、MKVなどの形式に変換!
出力ファイルをスマホに取り込み可能!
Blu-rayレコーダーで録画したBDから動画・音声を抽出可能!
コピーガード解除可能!

BD(またはDVD)の映像をMP4形式に変換するには、専用のブルーレイ変換ソフトが必要になります。その代表的な例が「Leawo Blu-ray変換」です。Leawo Blu-ray変換には、最新のディスク復号技術が搭載されており、AACSやBD+、最新のMKBプロテクションが施されたブルーレイディスクや、CSSで保護されたDVDディスクにも対応しています。自作ブルーレイはもちろん、市販ブルーレイにも幅広く対応しており、ブルーレイの映像をMP4に変換してスマートフォンで再生することも簡単に行えます。ブルーレイをMP4に変換する手順は以下の通りです。

  1. Leawo Prof.Mediaを開きます。「BD/DVD変換」機能を選択します。
    prof.mediaメイン画面
  2. DVD/ブルーレイをLeawo Prof.Mediaにインポートします。ディスクのタイトルがすべて表示されます。タイトルを選択すると、映像概要が表示されます。
    動画概要
  3. 「出力形式」ボタンをクリックして、動画の出力フォーマットを選択できます。動画を出力する場合、MP4を選択できます。ライブDVDの音源をmp3に変換することもできますよ。出力形式をmp3に設定すればいいです。
    出力形式
  4. 「動画編集」ボタンをクリックして、動画の編集ができます。例えば、映像時間カット、画面効果調整、動画3D化、ノイズ除去など。
    動画編集
  5. 最後は、「変換」ボタンをクリックして、保存先を設定すると、動画が変換されます。動画が変換された後、スマホに転送すればいいです。
    出力先設定
  6. 動画ガイド:

Part7. まとめ

VLC Media Playerは自作のBlu-rayディスクであればそのまま再生できますが、市販のブルーレイディスクを再生するには、KEYDB.cfgとlibaacs.dllをダウンロードして設定する必要があります。本記事では、VLC Media PlayerでBlu-rayを再生するために必要な準備や、暗号化されたBlu-rayディスクに対応させる方法について詳しく解説しています。また、VLC Media Playerを使った具体的な再生手順も分かりやすく紹介しています。さらに、VLC以外のBlu-ray再生ソフトの選択肢や、Blu-ray映像をMP4に変換して再生する方法についても取り上げており、用途に応じた最適な視聴方法を知ることができます。