パソコン用の4K(3840×2160)モニターは、従来のディスプレイより更に綺麗な画質かつ鮮やかな色彩で映像をくっきりと表現でき、映画鑑賞やゲームする時に美しい画面を楽しむことができるので、今はとても人気があります。

本記事は、PC用4Kモニターを購入するときに注意すべきポイントやおすすめの製品6つを紹介します。また、パソコンで4K UHD ブルーレイ映画を再生する方法も説明します。

パート1:4Kモニターを選ぶ時に注意すべきポイント

注意すべきポイント:

  • パネルの種類
  • 液晶パネルにはVA、IPS、TNという3つの種類があります。

    VA方式:黒の表現が得意、コントラストがはっきり

    IPS方式:色見が綺麗・視野角が広い

    TN方式:応答速度が速い・残像が少ない・一番安い

  • 接続端子
  • PCモニターに搭載されている接続端子と、お持ちのパソコンの出力端子が一致しているかを事前にチェックする必要があります。4K対応の出力端子は主に「HDMI」、「Display Port」、「USB-Type-C」の3種類です。

  • 画面サイズ
  • 4Kモニターは23インチから50インチまで幅広いサイズが選択できます。適切な視聴距離は、画面の高さの約1.5倍の距離が目安です。仮に、視聴距離が60cmだった場合は、画面の高さが約40cmの32インチの4Kモニターが最適ということです。基本的には27インチがコスパも良く、売れ筋とされています。

  • HDR機能
  • HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、従来のSDRに比べると映像の明るさやコントラストを再現できます。HDR機能が搭載される4Kモニターならリアルに迫った色鮮やかな映像体験を楽しめます。

  • リフレッシュレート
  • リフレッシュレートとは、1秒間に画面を書き換える回数を示す数値で、単位は「ヘルツ(Hz)」で表されます。数値が高いほど、画面の動きが滑らかになります。4Kモニターなら60Hzのモデルが主流です。ゲーム愛好家には120Hzか144Hzの数値の高いモニターをおすすめします。

  • 応答速度
  • 応答速度とは、パソコンより出力された情報がモニターに表示されるまでにかかる時間のことで、単位は「ミリ秒(ms)」で表されます。数値が低いほど、画面の反映が速いです。ゲーム用なら1msのモデルが好ましいです。

  • 内蔵スピーカー
  • 4Kモニターを選ぶ時は、スピーカーを内蔵したモデルと内蔵していないモデルがあります。スピーカー内蔵のタイプなら別途でスピーカーを用意する必要がなくて便利です。ただし、音質に拘る方なら、外付けのオーディオ機器を使ったほうがいいです。

パート2:おすすめのPC用4Kモニター・6選

・Dell S2721Q

Dell-S2721Q
画面サイズ 27インチ
パネルタイプ IPS
HDR対応
スピーカー搭載
応答時間 4 ms (G2G)
リフレッシュレート 40~60 Hz

メリット:

    ・驚異的な鮮明さと細部まで臨場感あふれる映像

    ・目に優しいモニター

    ・文字がくっきりで見やすい

    ・広視野角IPSモニター

    ・ゲーム用途にはおすすめ

・BENQ EW3280

BENQ-EW3280
画面サイズ 32インチ
パネルタイプ IPS
HDR対応
スピーカー搭載
応答時間 5 ms (G2G)
リフレッシュレート 60 Hz

メリット:

    ・BenQ独自のHDRi技術搭載

    ・高音質の2.1ch treVoloスピーカー搭載

    ・リモコン付き

    ・輝度自動調整機能搭載

・ASUS 4K VA32UQ

ASUS-4K-VA32UQ
画面サイズ 31.5インチ
パネルタイプ VA
HDR対応
スピーカー搭載
応答時間 4 ms (G2G)
リフレッシュレート 40~60 Hz

メリット:

    ・広視野角VAパネル

    ・Adaptive Sync/FreeSync™搭載でスムーズな映像を再現

    ・ASUS独自のGamePlus機能搭載

    ・HDR10に対応

    ・複数画面表示可能

・Acer DM431

Acer-DM431
画面サイズ 43インチ
パネルタイプ IPS
HDR対応
スピーカー搭載
応答時間 5 ms (G2G)
リフレッシュレート 75 Hz

メリット:

    ・視野角による色変化の少ないIPSパネル

    ・6軸カラー調整機能

    ・HDR10に対応

    ・リモコン付き

・LG 32UN500-W

LG-32UN500-W
画面サイズ 31.5インチ
パネルタイプ VA
HDR対応
スピーカー搭載
応答時間 4 ms (G2G)
リフレッシュレート 56~61 Hz

メリット:

    ・さまざまな用途に対応

    ・HDR10に対応

    ・大容量高音質スピーカー搭載

・PHILIPS 326M6VJRMB

LG-32UN500-W
画面サイズ 31.5インチ
パネルタイプ MVA
HDR対応
スピーカー搭載
応答時間 4 ms (G2G)
リフレッシュレート 40~60 Hz

メリット:

    ・Ultra Wide ColorとMVAパネルによる映像美

    ・DisplayHDR600に対応

    ・DTS Soundによる高音質

 

パート3:4K UHDブルーレイ映画をパソコンで再生する方法

4Kモニターの普及に伴い、4K UHD Blu-ray映画も続々登場。パソコンからも手軽に臨場感溢れる4Kコンテンツを楽しむことができます。パソコンで4K UHD Blu-ray映画を再生するには、4K UHD Blu-rayに対応する外付けドライブや専門の再生ソフトが必要です。

また、実はお持ちの普通なブルーレイドライブで4K UHD Blu-rayディスクを再生することも可能です。

なぜかと言うと、一部のブルーレイドライブはメーカーによって制限を掛けられたため、4K UHD Blu-rayに対応できなくなります。ファームウェアをダウングレードする作業で、普通なブルーレイドライブを4K UHD Blu-rayに対応させるようになります。

Leawo UHDドライブツールはSATAインターフェースを備えた内蔵ドライブや外付けドライブに対応しています。Leawo UHDドライブツールを利用すると、UHDファームウェアをダウングレードして、Leawo Blu-ray PlayerLeawo Blu-rayコピーLeawo Blu-ray変換という人気ソフトによって、4K UHD Blu-rayを簡単に再生・コピー・変換することができます。知識を持っていない初心者でも、1クリックで簡単にできます。

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Leawo UHDドライブツールの使い方:

  • ソフトを起動します。ブルーレイドライブをPCに接続して、ソフトが自動的にドライブを検出します。
  • お使いのブルーレイドライブに対応する場合は、「ファームウェアをダウングレード」ボタンが表示されます。
  • 「UHDドライブ対応のファームウェア」でファームウェアのバージョンを選択します。
  • Leawo UHDドライブツールの使い方-1
  • 「ファームウエアをダウングレード」ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が始まります。
  • Leawo UHDドライブツールの使い方-2
  • こうして、ブルーレイドライブのダウングレードが完了します。4K UHD Blu-rayディスクをダウングレードされたブルーレイドライブに入れて、Leawo Blu-ray Playerで映画を再生できます。
  • 4K UHD Blu-ray映画を再生