要点のまとめ

  • CPRM Decrypterは、地デジ録画DVDのコピーガードを解除するための古いフリーソフトですが、2026年現在では更新が停止しており、ダウンロード時のウイルスリスクが高いため、使用を避けるほうがいいです。
  • ダウンロードは公式サイトが存在しないため、ミラーサイトに頼るしかなく、Windows 11以降での動作不安定さが問題となっています。
  • 使い方はCPRM解除とDVDコピーの2つが主ですが、エラーが頻発するケースが多く、代替ソフトとしてLeawo Prof.Mediaなどの有料ツールを検討すると効率的です。
  • CPRM解除ができない場合の対処として、relCPRMのようなツールを試せますが、成功率は低めです。
  • 安全性を重視する場合、最新の有料ソフトを使うことで、安定した操作と高速処理を実現できます。

地デジ録画のDVDを扱う際、コピーガードの解除は難題となっています。特にコンテンツの不正コピーを防ぐために導入されたCPRMという保護技術は、解除できるソフトが少ないです。その中で一番有名なのは恐らくCPRM Decrypterです。
今回の記事では、これから数多くの録画データの取り扱い経験をもとに、2026年最新の検証結果を踏まえて、CPRM Decrypterの概要からダウンロード方法、具体的な使い方、そしてよくある疑問点までを詳しく解説します。

CPRM Decrypterとは

CPRM Decrypterは、地デジ放送を録画したDVDに施されたCPRM(Content Protection for Recordable Media)というコピーガードを解除するためのフリーソフトです。名前の通り、CPRM Decrypterの主な機能は、DVDのCPRMを解除して、VROファイルを出力することです。

CPRM Decrypterかつては、家庭用DVDレコーダーで録画した番組をパソコンに取り込み、バックアップや編集を行いたいユーザーの間で広く使われていました。特にWindows XP〜Windows 7時代には、定番ツールの一つとして知られていた存在です。ただし、現在ではCPRMの解除ができますが、開発が長期間止まっているため、Windows 11以降では起動しない・途中で止まる・エラーが出るケースが非常に多く、公式サイトもすでに閉鎖されています。

cprm-decrypter
CPRM Decrypter

CPRMとは、デジタルコンテンツの著作権保護を目的とした技術で、2000年代初頭に日本で広く採用されました。CPRMは、DVD-RやDVD-RWなどの記録メディア向けに設計された保護方式で、AES暗号化を基盤としています。これにより、一度録画したコンテンツを他のメディアにコピーするのを制限します。CPRMが施されたDVDも、PCで再生する場合専用ソフトを利用する必要があります。詳細はこちらの記事『CPRMとは?テレビで録画したdvdをパソコンで見る方法!』をご覧ください。

CPRM Decrypterをダウンロードする方法

CPRM Decrypterをダウンロードできるサイトは少ないです。
以前は、窓の杜などの国内有名ダウンロードサイトから入手できた時期もありましたが、現在ではすべて削除されています。また、過去によく利用されていたアップローダー系のリンク(kiyomi .esy.es、mediafire.comなど)も、ほとんどが無効になっています。代わりに、残っている一部のミラーサイトや個人アップロードを探せばまだ見つかる場合もありますが、ウイルス・トロイの木馬混入の危険が非常に高いです。

結論として、現在の環境でCPRM Decrypterを新規にダウンロードする行為そのものが高リスクだと言えます。個人的な意見ですが、こうした古いソフトのダウンロードは、OSの互換性問題も加わって推奨できません。

どうしてもCPRM Decrypterのダウンロードがしたい場合は、以下の検証されたサイトからダウンロードできます。

CPRM Decrypterダウンロードサイト:https://ux.getuploader.com/2513/download/220
(※ サイトを開いたときに「エラー 1005」が表示された場合は、日本からのアクセスが拒否されています。VPNソフトを使用する必要があります。)

cprm-decrypter-ダウンロード方法
cprm-decrypter-ダウンロード方法

CPRM Decrypterの使い方 – CPRMを解除する方法

CPRM Decrypterの使い方は非常に簡単です。地デジ録画DVDをドライブに挿入し、ソフトを起動すると、ディスク内のCPRM保護コンテンツを検出し、解除処理を行うと、動画ファイルが手に入ります。以下に、CPRM解除の手順を詳しく説明します。

  1. まず、ソフトを起動したら、対象の地デジ録画DVDをドライブに挿入します。
  2. CPRM Decrypterを起動し、メイン画面を開きます。
    cprm-decrypter
    CPRM Decrypter-主画面
  3. 「ドライブを設定」でDVDドライブを選択し、CPRM保護付きのファイルを読み込みます。
  4. 「出力先フォルダを設定」で解除されたファイルの保存フォルダを指定します。
  5. 次に、c2dec設定を選択します。多くの人がCPRM Decrypterを使用する際に、この設定について理解していません。以下に順番に説明します。
    cprm-decrypter-設定
    CPRM Decrypter-設定
    設定意味推薦操作
    c2decの利用を可能にするc2decとは、CPRM Decrypter内部で使用される復号エンジン(decryptor)の名称です。このチェックを入れることで、c2decエンジンを有効化し、本格的なCPRM解除処理を行えるようになります。チェックを入れる
    cprm2freeを利用するcprm2freeは、c2decと並ぶもう一つの復号方式(または補助エンジン)です。一部の古い録画機種や特殊なCPRM実装に対して、c2decだけでは解除が不完全・失敗する場合に、この方式を併用(または優先)することで成功率を上げるためのオプションです。チェックを外す。c2decで解除できない際にのみ試す
    映像制御情報[R値]を除去するR値(映像制御情報)は、地デジ放送で使われる「コピー制御信号」の一種で、主にマクロビジョンやCGMS-Aなどの映像面のコピー制限情報を指します。残すと画面干渉の恐れがあります。チェックを入れる
    映像制御情報[R値]を除去しない元の映像制御情報を維持します。互換性は高いが、一部の古いプレーヤーで映像制限がかかる恐れあります。チェックを外す。
    音声制御情報[C値]を除去するC値(音声制御情報)は、音声に埋め込まれたコピー制御信号(主にSCMSやCGMS-Aの音声版)です。特に地デジのデュアルモノラル音声(解説放送や副音声)でよく使われているため、除去してしまうと、音声トラブルの報告が多いです。チェックを外す。
    音声制御情報[C値]を除去しない音声制御情報を残すチェックを入れる
    画面比[W値]を16:9にするアスペクト比情報を強制的に16:9に設定することです。2026年現在の地デジ録画のほぼすべてが16:9放送なので、「16:9にする」にチェックを入れるのが標準的です。チェックを入れる
    画面比[W値]を4:3にするアスペクト比情報を強制的に4:3に設定することです。昔の再放送やSD画質の特番を扱う場合は、元放送のアスペクト比に合わせて4:3を選択します。チェックを外す。
  6. 最後に、「開始」ボタンをクリックして解除処理を開始します。進捗バーが表示されるので、完了まで待ちます。
    cprm-decrypter-cprm解除
    CPRM Decrypter-cprm解除プロセス
  7. CPRMの解除が完了すると、出力先フォルダにVR_MOVIE.VROファイルが保存されます。このファイルは、Leawo Blu-ray PlayerやVLCなどの再生ソフトで再生できます。再生できない場合は、拡張子を「.mpg」に変更してみてください。

CPRM Decrypterに関するよくある質問

CPRM Decrypterは安全ですか?
CPRM Decrypterの安全性は、結論から言えば、安全とは言えません。開発が停止して久しいため、ダウンロードソースが信頼できないものが多く、ウイルス感染の危険性が伴います。安全を確保するためには、ダウンロードを避け、代替ツールを検討するのがベストです。

CPRMが解除できない場合はどうしますか?
CPRMの解除がうまくいかない場合、relCPRMのような代替フリーソフトを試す方法があります。ただし、成功率は環境によって変動し、低いケースも少なくありません。

relcprm
relcprm

エラーメッセージが表示する際にはどうすればいいのか?
エラーメッセージが出た場合、CPRM Decrypterに固執せず、最新の有料ソフトウェアを利用するのがおすすめです。たとえば、Leawo Prof.Mediaは、Blu-rayやDVDのコピー、リッピング、作成を一括で扱える多機能ツールです。モジュール単位で購入可能なので、必要な機能だけを選べます。このソフトは、動作の安定性と速度が優れており、エラーの発生率が低いのが魅力です。

Leawo Prof.Media
Leawo Prof.Media
BD・DVDをMP4、MKVなどの形式に変換!
BD・DVDを簡単にコピーして、バックアップ!
動画、ISOファイルを空のBD・DVDに焼く!
動画ファイルを180種類以上の形式に変換!
必要な機能のみを個別に購入可能!

CPRM解除した動画ファイルをDVDに書き込む方法は?
上記のLeawo Prof.Mediaの「DVD作成」モジュールで簡単にできます。以下は詳細のやり方です。

  1. VR_MOVIE.VRO動画ファイルの拡張子を「.mpg」に変更します。
  2. Leawo Prof.Media を起動して、「作成」モジュールを選択します。
    Leawo Prof.Media起動
  3. ブランクディスクをドライブに挿入します。Leawo Prof.MediaはDVDだけでなく、Blu-ray、4K UHD Blu-rayにも対応可能です。
  4. 動画ファイルをLeawo Prof.Mediaに追加し、ディスクの規格を設定します。動画の編集も可能です。
    動画ファイル追加
  5. 書き込みパネルでディスクの書き込み先であるドライブを設定します。動画ファイルをISOファイル、DVDフォルダへの作成も可能です。
    DVD書き込み設定
  6. 最後に、「書き込み」をクリックして、書き込みプロセスを開始します。これでDVDへの書き込みが完了します。

まとめ

CPRM Decrypterは、地デジ録画のCPRM解除に特化した便利なツールでしたが、2026年現在では更新停止とダウンロードリスクの高さが問題となっています。CPRMの解除については今でも対応していますが、時代遅れのソフトと言えます。
古いソフトではありますが、この記事で紹介したダウンロード方法、使い方、よくある質問などの内容が参考になれば幸いです。