Windows 10 PCでブルーレイを再生する場合、ブルーレイドライブに加えてブルーレイプレーヤーが必要です。Microsoft Storeで「ブルーレイプレーヤー」と検索された方は、「sMedio True BD」というソフトをご覧になったことがあるのではないでしょうか。では、このソフトは本当にブルーレイディスクを再生できるのでしょうか?この記事では、「sMedio True BD」の特徴・使い方を解説します。「sMedio True BD」がブルーレイを再生できない場合の解決策も説明します。

「sMedio True BD」とは

sMedio True BD」は、Windows 10専用に設計されたブルーレイ/DVD再生アプリケーションです。大手PCメーカーや家電メーカー向けにブルーレイプレーヤーを開発してきた豊富な経験と実績を持つsMedio開発チームが開発し、使いやすさ、高速動作、幅広いディスクとの再生互換性を兼ね備えたWindows 10専用のブルーレイプレーヤーです。市販のBlu-rayディスク、DVDビデオディスクの再生や、TVレコーダーで作成したTV録画ディスクの再生に対応しています。日本語と英語両方対応できます。

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「sMedio True BD」の特徴

  • 軽量化・高速化:サイズは小さくて高速起動を実現。
  • シンプルな操作:必要な機能に特化。マウス操作とタッチ操作対応。
  • 高い再生互換性:市販やレンタルのBlu-ray、DVDディスクの再生に対応。
  • TV録画ディスク対応:レコーダーで録画した番組をダビングしたBlu-ray/DVDディスクの再生に対応。CPRMというコピーガードに対応。
  • 最新のUWP対応:最新のWindows10アプリプラットフォーム「UWP(Universal Windows Platform)」と最新のデザイン手法「Fluent Design System」にも対応。

「sMedio True BD」サポートディスク

「sMedio True BD」は、ブルーレイディスク(BDMV、BDAV)、DVD-Videoディスク、DVD-VRディスク(CPRM対応)、DVD+VRディスクをサポートしています。

「sMedio True BD」のデメリット

  • 基本的な再生機能しか搭載されていません。
  • Ultra HD Blu-ray(4K解像度Blu-rayディスク)の再生には対応していません。
  • ブルーレイ3Dディスクの3D再生には対応していません。再生時は2Dとなります。
  • すべてのブルーレイディスク、DVDディスクの再生を保証するものではありません。

「sMedio True BD」評判

下記は、「sMedio True BD」に関する評判です。

ファイル再生は他のプレイヤーに任せて、「sMedio True BD」は市販DVD&BDメディアなどのディスク再生のみに使う場合に向いている。デスクトップ用途で高機能を求める人には向いてない。 –AtoDより

取り敢えずBD/DVDが再生できるソフトとして購入しました。 高画質化等はありませんが、再生する分には問題無いかと思います。 他のレビュアーさんも書かれているUSB DACでの音割れですが、当方の環境では96KHz超の設定にすると音・再生に支障が出るようでした。 384KHzだとアプリがエラーを出します。 再生時のみ96KHz以下に変更する事で問題は出なくなりました。メーカさんが96KHz超の設定でも問題なく再生出来るように修正してくださると嬉しいですね。 –Microsoft Store Mackレビューより

Windows版のBDプレーヤーアプリは、やたらと大きく重く高価なものばかりで「とりあえず再生できればよい」というシンプルなものがないので、期待していた。続きから再生や30秒スキップなど最低限ほしい機能は揃っており、機能の面で不満はない。ただ、USB-DAC環境で市販のBDを再生すると音が割れ、再生速度もおかしい。とても鑑賞に堪えない。映画、アニメ、音楽など、手持ちのBDはどれも駄目。USB-DACを切ってディスプレイのスピーカーから音を出すと正常に動作するので、特定のBDに依存するわけではなく、USB-DACへの対応ができていないものと思われる。USB-DAC対応なら★5でもいいのだが。 –Microsoft Store Mackレビューより

sMedioとCorel WinDVDの関係は?

sMedioは、2007年に東京都港区で設立されたソフトウェア開発会社です。機器間無線通信ソフトウェア、デジタル家電向けIoTソフトウェア、スマートフォンからのデータ移行用モバイルアプリケーションなどの開発・ライセンス販売などを行っています。2012年から株式会社sMedioは、DVDやブルーレイの高画質再生技術を誇るビデオプレーヤーソフトウェア『WinDVD』のグローバル開発・販売について、Corel社とライセンス契約を締結しました。2019年1月、「sMedio WinDVD 10(Proを含む)」、「sMedio WinDVD 4K(Proを含む)」、および「アイ・オー・データ機器社、EPSON Direct社の製品に付属のsMedio WinDVD」は、サポート業務をコーレル株式会社へ移管することとなりました。2019年12月より、ソースネクストが「WinDVD」の独占販売権を取得し、ソースネクストからの販売を開始しました。

「sMedio True BD」の使い方

「sMedio True BD」の外観は非常にシンプルで、操作できるボタンも多くありません。具体的な操作方法については、次のとおりです。

Blu-ray・DVDの再生

再生したいBlu-ray・DVDをパソコンのドライブに挿入して、「sMedio True BD」を開くと、ディスクドライブ選択エリアでディスクのサムネイルが表示されます。ディスクのアイコンを選択して動画の再生を開始します。

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コントロールパネルで操作

「sMedio True BD」にはサブメニューが搭載されています。音声言語、字幕やアングル切り替えなどの操作ができます。

smedio-true-bdメニュー

ショートカットで操作

  • 再生、一時停止 = スペース
  • 停止 = S
  • 次のチャプター = N
  • 前のチャプター = P
  • 早送り = >
  • 巻き戻し = <
  • トップメニュー = F8
  • タイトルメニュー = F9

「sMedio True BD」がBD再生できない場合の解決策

「sMedio True BD」は使いやすいですが、欠点もあります。例えば、Ultra HD Blu-ray(4K解像度Blu-rayディスク)の再生がサポートしていないことなど。それでは、「sMedio True BD」がBD再生できない場合、どうすればいいのか?実は、sMedio True BDよりも優れたブルーレイ無料再生ソフトがあり、それが「Leawo Blu-ray Player」です。

Leawo Blu-ray Playerは、市販のBlu-ray・DVDディスクを再生できる無料のBD再生ソフトです。Leawo Blu-ray Playerは普通のBlu-rayだけでなく、Ultra HD Blu-rayディスク(4K BDディスク)の再生にも対応しています。ディスクだけでなく、DVDフォルダ、ISOファイルやMP4、WMV、AVI、AVC、MTS、MKV、M4A、AVCHD、MPEGなど形式の動画にも対応しています。スクリーンショット機能搭載で、ブルーレイの再生画面を簡単に保存できます。また、Leawo Blu-ray Playerは最速の読み込み速度、ロスレス画質、DTS-5.1音声、高音質立体音響に対応し、品質を落とさずに再生することが可能です。

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☉ UHD BD/Blu-ray/DVD再生可能!
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Leawo Blu-ray PlayerでBDを再生する

  1. Leawo Blu-ray Playerを開きます。再生したい動画ファイルをLeawo Blu-ray Playerにドラッグアンドドロップして、再生します。
  2. Leawo Blu-ray Player
  3. リモートコントロールでディスクメニューを選択します。
  4. ブルーレイ再生フリーソフト
  5. 字幕と音声言語の選択・追加が簡単にできます。再生画面で右クリックして、様々な設定を行うことができます。
  6. Leawo-Blu-ray-Player字幕設定
  7. 「Shift+S」を押して、スクリーンショットがデスクトップに保存されます。
  8. スクリーンショットを撮る
  9. Leawo Blu-ray Playerのメニューバーで「BD/DVDをMKVに変換」を選択すると、Blu-rayまたはDVDの映像をMKVに変換できます。
  10. Leawo-Blu-ray-Player-MKV変換