Face Depixelizerは、海外の技術者であるAlex Damian、Sachit Menon、Denis Malimonovが開発した、人間の顔のモザイク写真を復元することを目的とした製品です。このソフトは、「PULSE」と呼ばれる新しいデコード技術を使っており、まずいくつかのHD画像をAIで生成して、それらのHD画像のモザイク版と既存のモザイク画像を比較し、最もオリジナルに近いものを見つけるというものです。ある程度の効果はありますが、顔に限定しているため、アニメの写真を認識するときなど、より複雑な認識対象でしたら、顔が表示されなく、混乱することがあります。
人工知能による画像拡大プログラム、デモザイクソフトウェアEnhanceNetは、テクスチャの合成、新しいディテールの導入、最終的な高精細画像の生成、さらには元画像の被写界深度の再現により、極めて粗く低解像度で軽くモザイクをかけた画像を拡大することができます。Max Planck Institute for Intelligent Systemsが開発したというアルゴリズムは「EnhanceNet-PAT」と呼ばれるもので、人工知能(AI)を使って低解像度画像から高解像度版の画像を作成するというものです。EnhanceNet-PATの開発者のひとりであるMehdi MS Sajjadi氏によれば、これまでも低解像度画像から高解像度版の画像を作成するための研究は行われてきたそうです。古い映画の高解像度化や古い写真の修復、写真を引き延ばす際に高精細にするなど、EnhanceNet-PATにはさまざまな用途が考えられます。また、EnhanceNet-PATアルゴリズムの超解像技術を他のニューラルネットワークに使うと、画像内の物体検出の精度を向上させることができることが明らかになっています。