コンピューターでDVDを見ることが好きなら、Windows Media Player に互換性のあるDVDデコーダをインストールする必要があります。そうしたら、再生トラブルを避けられ、DVDをスムーズに再生できます。Windows Media Player 10/11に互換性のあるDVDデコーダは何種類がありますが、無料のものをお探しでしたら、期待はずれになります。ほとんどのDVDデコーダは有料ですから。下記にて、Windows Media Player 10/11に互換性のあるDVDデコーダトップ5を紹介します。

パート1:Windows Media Player 10/11に互換性のあるDVDデコーダトップ5

1. Advanced Corel DVD Decoders
まず、Advanced Corel DVD DecodersというDVDデコーダを紹介します。Corel の Advanced DVD Decoders はさまざまなDVDデコーダ機能を持つDVDデコーダシリーズです。DVD XpackはDVD再生にHD画像と上級音質をお届けできます。Nvidia/AMD/インテルハードウェアアクセラレーションによって、DVDをスムーズに再生できます。NVIDIA GeForce 6 GPUシリーズとうまく互換できます。ドルビーデジタル(AC-3)オーディオコーデックもサポートできます。サウンドトラック調整機能も付いていて、最大で5.1サウンドトラックを2チャンネルまで下げられ、もっとも適切なサウンドを作り出せます。DirectX Video Acceleration (DXVA)サポートつきなので、多くのCPU 資源を占めません。Microsoft DirectShowともうまく互換できます。ハードウェアアクセラレーションとビデオ強化技術をサポートできるデコーダパックも付いています。
2. Roxio CinePlayer DVD デコーダーパック4.3
Windows Media PlayerでDVDを再生するために開発されたDVD デコーダーです。システムに影響しない前提で優れたビデオ品質をお届けできます。コマ落ちもなく、フルフレームレートでビデオを鮮やかな画像で再生できます。 デコーダが提供するオーディオとビデオ同期アルゴリズムはDVD再生中に音ずれを防げます。
3. K-Lite Codec Pack(ケーライトコーデックパック)
K-Lite Codec Packはすべてのビデオとオーディオファイル(DVDを含む)を再生したりデコードしたりする際に必要となるコーデックをすべて提供できます。このコーデックパックをインストールすると、さまざまな新機能が追加されます。たとえば、壊れたコーデックの検出、新しいファイルの関連付けオプション、ハードウェア・アクセラレーション (ビデオをデコードしたり再生したりするために)など。最も魅力的なのは、ビデオレンダラーを内蔵したので、高品質ビデオをアップスケーリングできます。古いDVD映画を再生しても、よりよい観賞体験をお届けできます。
4. Media Player Codec Pack
Media Player Codec Packをコンピューターにインストールした後、コピーガード付きのブルーレイとDVDでも再生できるようになります。物理メディアを再生できるほか、サポートできるフォーマットの範囲も広げられます。たとえば、MKV、AVI、WEBM、MP4、 M4V、AC3、DTS、FLAC、BDMV、OGGなどをスムーズに再生できるようになります。DVDを再生できる多用途のメディアプレーヤーDVDデコーダが必要であれば、Media Player Codec Packはいい選択肢になります。最も優れたWindows Media Player 11 DVDデコーダの一つと言われています。
5. Windows Media Codec Pack
Windows Media Codec PackはすべてのバージョンのWindowsで実行できる無料の高品質Windows Media Player 11 DVDデコーダで、あらゆるWindows Media Playerと互換性があります。DVDs、MP4、Xvidなどの流行フォーマットのビデオとオーディオファイルを再生できます。
上記でWindows Media Playerと互換性があるDVDデコーダをおすすめしました。必要に応じて、一つを選べばいいです。しかし、これらのデコーダはいずれも有料です。無料ソフトを望んでいる方はがっかりかもしれません。

Windows Media PlayerでDVD を再生するには、Windows Media Player向けのDVDデコーダを利用するのは唯一の方法ではありません。DVD映画をコンピューターにリッピングできたら、いつでも簡単に見られるようになります。下記にて、DVDをリッピングできるプログラムを紹介します。

パート2:DVDデコーダがない場合、DVDをWindows Media Playerと互換性があるフォーマットに変換する方法

方法1:Leawo DVD変換でDVDをWindows Media Playerと互換性があるフォーマットに変換する

Leawo Softwareはマルチメディアプロセスソフトを開発したプロの会社です。その製品と一つとして、Leawo DVD変換はDVDをリッピングできる最高のソフトです。普通のDVDだけでなく、コピーガード付きのDVDさえもリッピングできます。市販のDVDはほとんどコピーガード付きなので、HandbrakeのようなDVDリッピングソフトは対応できません。Leawo DVD変換はDVD暗号解読技術を採用したので、あらゆるコピーガード付きのDVDをリッピングできます。それに、DVD映画をさまざまな出力形式に変換できます。WMVは、マイクロソフト社が開発した動画ファイルの形式のことで、その形式に対応しているソフト(Windows Media Playerなど)で開くことができます。Windows Media Playerでスムーズに動画を再生するために、出力形式をWMVに指定したほうがいいです。下記にて、Leawo DVD変換でDVDをWMVにリッピングする方法を紹介します。

ステップ1:Leawo の公式サイトからLeawo DVD変換をダウンロードして、コンピューターにインストールします。Leawo DVD変換はLeawo Prof. Mediaというパッケージソフトに組み込まれているので、インストールすると、Leawo Prof. Mediaのアイコンはコンピューターに現れます。Leawo Prof. Mediaのインタフェースの「DVD変換」アイコンをクリックすると、Leawo DVD変換を起動できます。

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ステップ2:DVDディスクを光学ドライブに挿入すると、プログラムは自動的にディスクを検出できます。「BD/DVDを追加」ボタンをクリックすると、ドロップダウンメニューから三つのオプションを選択できます。そのうちの「ディスクを追加」ボタンをクリックすると、DVDのタイトルが表示されます。それをクリックし、DVDデータをLeawo DVD変換に導入します。

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ステップ3:典型的なDVDディスクは映画以外の内容も含みます。DVDデータをLeawo DVD変換に導入した後、ディスクに入っているすべてのビデオを表示するインタフェースが現れます。そこで、リッピングしたいビデオを選択できる三つのボタンが用意されています。「フルムービー」をクリックすると、プログラムはすべてのビデオをリッピングします。「メインムービー」は映画だけをリッピングできます。「カスタムモード」を選択することで、主導でリッピングしたいビデを選択できます。リッピングモードとリッピングしたいビデオを選択した後、「OK」をクリックします。

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ステップ4:選択したビデオは次のページで現れます。青い「変換」ボタンの左側の形式ボタンをクリックし、サブメニューの「変更」をクリックすれば、出力形式を指定できる「プロファイル」パネルが開かれます。「フォーマット別」、「Common Video」をクリックし、出力形式をWMVに指定します。

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ステップ5:ビデオリストに戻って、右上の青い「変換」ボタンをクリックすると、右側からサイドバーが現れます。そのサイドバーで出力ビデオの保存先を指定できます。保存先を指定してから、下部の「変換」ボタンをクリップすると、DVD映画をWMVにリッピングし始めます。

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DVDをリッピングするほか、Windows Media PlayerでDVD映画を再生するには、別の方法もあります。下記にてご参照ください。

方法2:Avidemuxを利用してDVDをWindows Media Playerと互換できるフォーマットに変換

Media Player DVDデコーダを使わなくても、Leawo DVD変換以外にも、Windows Media PlayerでDVD映画を再生する方法があります。まず、DVDフォルダをハードドライブにコピーし、それからAvidemuxと呼ばれるプログラムを利用して、DVDフォルダにあるビデオファイルをWindows Media Playerが直接再生できるWMVビデオに変換します。手順は下記のようです。
1.ソースとしてのDVDディスクをDVDドライブに挿入し、エクスプローラーにあるDVDドライブを右クリックし、ポップアップされたメニューの「コピー」ボタンをクリックし、DVDフォルダをコンピューターのハードドライブにコピーできます。

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2.DVDフォルダを開いて、VIDEO_TSフォルダを開くと、さまざまな形式のファイルが現れます。サイズが一番大きいVOBファイルは映画です。

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3.Avidemuxを起動し、直接VOBファイルをインタフェースにドラッグします。

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4.「Video Output」の下部のボタンをクリックし、ビデオコーデックを選択します。

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5.「Video Output」の下部のボタンをクリックし、オーディオコーデックを選択します。

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6.「Output Format」の下部のボタンをクリックし、ドロップダウンメニューからWMVを選択し、WMVをディフォルト出力形式に設定します。

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7.「保存」ボタンをクリックし、保存先とファイル名を指定します。終わってから、変換プロセスが自動的に始まります。

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もっと読む:Windows Media Playerを代替できるプレーヤーでDVDを再生する

WMVは、マイクロソフト社がDVDを再生するために開発したプレーヤーです。Windowsシステムのディフォルトプレーヤーですが、必ず最高のプレーヤーとは言えません。Media Player DVDデコーダを利用したり、Media Playerと互換性がある形式にリッピングしたりするより、直接よりよい観賞体験を提供できる別のプレーヤーを利用するのは早いです。下記にて、WMPプレーヤーを代替できるプレーヤー3選をおすすめします。
No.1 Leawo Blu-ray Player
Leawo Blu-ray PlayerはLeawo DVD変換、Leawo DVDコピーと同じように、Leawo Softwareより開発され、ブルーレイ、DVDとCDなどの物理媒体を再生できる無料で、強力なビデオ/オーディオプレーヤーです。完全無料でありながら、豊富な機能を持つのは魅力的です。コピーガード付きのBlu-ray/DVDディスクさえも再生できます。
No.2 VLCメディアプレーヤー
VLCメディアプレイヤー(略称VLC)はさまざまなプラットフォームでいろんな形式のビデオを再生できるクロスプラットフォームで動作するオープンソースで利用可能なプレイヤーです。Windows版VLCはDVDも再生できます。このプログラムも無料です。それに、DVDをリッピングできて、MP4に変換できます。制限はコピーガード付きのDVDを再生できません。コピーガード付きのDVDを再生したい場合、VLC向けのサードパーティーライブラリを用意する必要があって、手間がかかります。
No.3 KM Player
KM Playerはコンピューターでほとんどのビデオファイルとオーディオアイルを再生できることで有名です。前述の二つのプログラムと同じように、このプログラムも完全無料です。一銭払う必要もなく、DVDディスクを再生できます。