アップルの最新モバイルオペレーティングシステムとして、iOS 11はたくさんの新機能を導入しました。本記事はこれらの新機能をご案内します。今年後半の正式発表の時、別記事で更に詳しい説明をお届けします。

ios new features video guide

ロック画面と通知センター

ios new features video guide

「iOS 11」ではロック画面と通知センターが一体化しました。画面上から下にスクロールダウンすることで、ロック画面を解除できます。 またスワイプアップすることで、「通知センター」に代わる新しい「カバーシート」にアクセスできます。見た目はロック画面と似ってますが、機能は昔の通知センターと同じです。

Imessage

ios new features video guide

iMessageでは、「エコー」という新しいスクリーンエフェクトを利用でき、送信したメッセージを画面いっぱいに表示することが可能です。この機能は同じ内容を忘れがちな友達に送るときに役立ちます。新しいデザインのApp Drawer(アプリの引き出し)はもっと簡潔に見せられます。「A」アイコンをクリックすると、iMessageが利用できるアプリをすぐ見つけ出せます。

コントロールセンター

ios new features video guide

新しいコントロールセンターが加えられました。画面の下からスワイプアップすると、クイック設定パネルが現れます。すべての設定はこのパネルで完成できます。

Siri刷新

ios new features video guide

Siri機能はアップデートされました。その一つにSiriの音は人間の声に少し近くなってきました。また音声処理のみでなく、Safari、News、Mail、Messagesなどを利用した内容の分析を行い、メールなどで文字を入力すると分析内容から入力の候補が表示されます。

アップルマップアップグレード

ios new features video guide

アップルマップの競争力を上げるために、アップルはユーザーが待ち遠しい機能を追加しました。それに、iOS 11 では、曲がり角や出口を間違えないように、運転中にどの車線にいればよいか教えてくれます。安全を確保するために、速度制限標識は画面に表示されます(参照するかどうか、ユーザーの勝手ですが)。

ios new features video guide

また「運転中の割り込み禁止」モードという機能を導入しました。名前の通りに、画面は真っ黒になって通知がサイレントになるモードです。画面へタッチすると、運転中にメッセージを送ってくる人には、「割り込み禁止モードで運転中です。到着したら読みますね」と、自分になりすましたボットのメッセージが送信されます。

カメラ&写真機能

ios new features video guide

Live Photos(ライブフォト)はユーザーに最高のフレームを利用するチャンスをお届けします。機械学習を通して、ユーザーはシームレスのライブフォトのループ効果を作り出せます。新しい機械学習ツールのおかげで、三脚を立てなくても長時間露光を実現できます。標準のカメラアプリでQRコードの読み込みができるようになりました。カメラでQRコードを捉えると画面上部の通知が表示されるので、これをタップすればOK!

App store

ios new features video guide

発売して以来、アップルは初めてApp Storeを完全設計し直しました。「Today」タブ(「 ゲーム」「App」「アップデート」タブも用意されています)をクリックすると、簡単に新しいアプリを発見できます。それに、各アプリのプロダクトページに重要な詳細を提供していて、ビデオとスクリーンショットを特定の地域に限定できます。

HomeKitアップデート

ios new features video guide

アップルはHomeKitの用途を広げました。消費者はすでに気づいたでしょう。HomeKitアクセサリーのカテゴリーに新しくスプリンクラーと蛇口を追加し、また、たくさんのトリガーアクションを導入しました。例えば、温度トリガーはある温度値を逸らすと、事件の発生を防げます。誰かが屋内にいるとき、追跡能力もアップされています。デバイスではなく、特定な人を追跡することによって、誰かが家に入ったか、離れたかを記録します。iOS 11では、HomeKitユーザーは容易く家から離れた最後の人、及び空家に入る人の情報を追跡できます。

iPadアップグレード

ios new features video guide

iPadユーザーにも追加機能を導入しました。スクリーンの下部の「Dock(ドック)」機能を利用できるようになりました。macOSと似たように、様々なアプリを格納できます。スクリーンの下部から任意のアプリをスワイプするだけでアクセスできます。更にAIを通して次に開きたいアプリを予測できます。

iOSでドラッグ&ドロップするのはもっと自由になります。Dockから任意のアプリをスクリーンにドラッグして、「Slide Over」モードを開けます。テキストとコンテンツをアプリの間にドラッグ&ドロップできます。

iPadを利用して仕事をするユーザーは分割スクリーンワークスペースで最近使ったアプリを閲覧でき、自由にアプリを切り替えて、マルチタスクを行えます。

ファイル

ios new features video guide

IOSはやっと正真正銘のファイルアプリを持つようになりました。以前、ファイルマネジメントをする時、iPhoneのジェイルブレイクを実施しなければなりません。このアプリはネスト化したフォルダ、最近使ったファイルにアクセスでき、またファイルを検索したり、一覧或いはグリッドで表示たりできます。また、iCloud、Googleドライブ、BoxとDropBox等のクラウドサービスを一体化しました。

過去の経験から見ると、iOS 11は9月のアップル恒例iPhoneイベントでリリースされる可能性が高いです。ニュースによると、このイベントは9月12日に行われる予定で、こうすると、次の週に iOS 11 はiPhoneにアップデートされるはずです。