日本語版HandBrakeの徹底レビュー！主な機能、使い方、評判、安全性など

HandBrakeは無料でDVD・Blu-rayディスク、ISOファイルと多種類の動画ファイルを変換できるオープンソースなソフトウェアです。この記事は、HandBrakeの主な機能、使い方、評判、安全性、HandBrakeでスキャン・読み込み・変換できない時の対処法についてご紹介します。

HandBrakeとは

HandBrake（ハンドブレーキ）はDVDとBlu-rayを含む様々なファイル形式の動画を変換するための強力なエンコードソフトです。完全無料で使えるが、有料ソフトに負けない動画編集機能が備わっているため、多くのユーザーから好評を得ました。

対応する入力＆出力形式

対応する入力形式：ほとんどのメディアファイル、暗号化されていないDVDあるいはBluRayのコンテンツ

対応する出力形式：MP4、MKV、Webm

HandBrakeの機能

・タイトル、チャプター、とアングルを選択
・動画ファイルを一括変換、エンコード
・チャプターを作成
・字幕と追加
・ビデオパラメーターとオーディオパラメーターを設定
・インターレース解除、ノイズ除去、デテレシン、デブロック、グレースケール、トリミング、スケーリングなどのビデオフィルタ機能が搭載
・ハードウェアアクセラレーション技術によって高速にDVDをデジタル化
・高品質エンジンを搭載するため、無劣化に動画を変換

HandBrakeのダウンロード

HandBrakeのダウンロード

HandBrakeはmacOS、Windows及びLinuxで快適に動作できます。お使いのオペレーティングシステムによって下記のダウンロード先からHandBrakeをダウンロードしてください。2023年2月現在、最新バージョン1.6.1はディフォルトに日本語に対応しています。

ご注意：旧バージョンは英語しか対応できないため、HandBrakeを日本語化し、日本語版を別途ダウンロードする必要があります。

HandBrakeの一般設定

HandBrakeを実行したら、ソース動画をインポートする画面が表示されます。画面の下部にある「設定」アイコンをクリックしてから、一般設定を行うことができます。

この画面では、ユーザーインターフェイス、アプリケーションツールバー、メディアプレーヤーのパス、システムのような設定を変えます。すべての設定を元に戻すには、「リセット」タブでHandBrakeを既定の設定にリセットできます。

HandBrakeでDVD/Blu-ray/動画ファイルをMP4に変換する方法

DVD/Blu-ray/動画ファイルを読み込む

ソース選択画面で変換したい動画をソフトにインポートします。DVD/Blu-rayディスクを読み込む場合、メディアをドライブにセットしてから動画のタイトルが画面に表示されます。タイトルをクリックするとファイルがソフトに読み込まれます。フォルダ（「VIDEO_TS」または「AVCHD」）を読み込む場合、「フォルダ（まとめてスキャン）」アイコンをクリックしてください。Isoイメージや動画ファイルを読み込む場合、「ファイル」アイコンをクリックしてください。

プリセット

動画の用途によって、「プリセット」ボックスで動画の品質を選択できます。出力する動画はVimeoやYouTube、Gmail、ニコニコ、Twitterなどにアップロードしたり、appleやAndroid、Playstation、RoKu、Xboxなどのデバイスでしたりできます。

出力設定

出力ボックスでは、概要、寸法、フィルタ、動画、音声、字幕、チャプターというタブがあります。概要タブで出力形式を「MP4」に設定してください。次に、動画タブで動画エンコーダーを「H.264」に、フレームレートを「Same as source」に設定します。

必要に応じて、動画のサイズや字幕などを自由に設定できます。HandBrakeはVOBSUB、PGS、Closed Caption(CC)、SRT、SSA形式の字幕ファイルを対応しています。

保存先

すべての設定が完了したら、保存先ファイルで動画の保存場所を指定します。

エンコード開始

最後に、ツールバーで「キューに追加」を押して現在のタスクをキューに追加します。「エンコード開始」アイコンをクリックすると、動画の変換プロセスが始まります。